スペイン到着

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成田空港を出発してから18時間。やっとマドリッドに着きました。飛行機の機内ではAC電源があるのをいいことにずっとPCに向かって宿題のケース執筆をしたりしていました。機内での話は、外のブログに書きましたのでどうぞご覧ください。

今回、会社の海外出張規定が「ビジネスクラス利用可」で本当に良かったーと思ったのは、別に機内のサービス云々ではなくて、実は荷物のことです。1ヶ月のステイに必要なもの、また先方から課題に指定されている書籍とかこちらから持って行く参考文献とか、いろいろ合わせるとスーツケースが27kg、それ以外に手荷物2つで15kg、たぶん合計でゆうに40kgは超える荷物が必要になってしまったのです。最近は国際線の荷物の重量制限はルール適用が厳しくなって、エコノミーだと20kgをちょっと超えてもアウトの航空会社があるようです。ところが、ビジネスクラスの制限は30kg。帰国時にさらに本や資料が増えても、ビジネスクラスなら何とかなるだろうと思い、ほっと安心しています。

さて、マドリッドのバラハス空港に着いてまずびっくりしたのは、「太陽」です。

スペインはよく「太陽と音楽の国」とか言われるそうですが、空港に着いて納得しました。確か到着時刻「19:30」って書いてあったはずなのに、なんかまだ太陽が煌々と照ってますよ?本当に19:30なの?バ
ラハス空港の中を地下鉄乗り場まで延々1キロ近く歩かされたのだけれど、その歩道の途中に、太陽がさんさんと降り注ぐ午後3時みたいな光景なのに、なぜか時計
だけが夜20時を指しているところがあったので、思わず写真撮っちゃいました。これ!夜の20時だからね!朝8時の写真じゃないよ!

40kgの荷物をひきずりながら地下鉄を3本ほど乗り継いでホテルの最寄り駅まで来て、ホテルを探し出してチェックインした時にはもう夜9時。でも外はまだ日本の夏の午後4時ぐ
らいなイメージ。フロントの人に「Ahora es noche? Verdad?(今は夜なの?ホントに?)」と聞いたら、「Mas o
menos(だいたいね)」と答えが返ってきた。なんじゃそりゃ。

今はサマータイムなので、通常より1時間時間が早くなっています。それでも、夜10時近くまで日が照っているんですね。昼に3時間シエスタしても、全然困らないわけですよ。(ちなみに、IESEには(スペインの中では極めて珍しいことに)シエスタがない、そうです。がっかり)


とりあえず20時間以上移動し続けて疲れ切ったので、服だけ脱いでPCとともにベッドに倒れ込んで今こんな感じです。ホテルのワイヤレスインターネットがあまり繋がりがよくないので、メールの返信やブログのアップが断続的になりそう。明日はマドリッドで1日予定が空いているので、少し観光などというものをしてみようと思います。